能率談義2   能率とは何か

 経済の先行き不安の時代にあってはコスト低減,ローコストオペレーションは,経営の重要課題です。その取り組みのスタートは,仕事のムリ・ムダ・ムラを省いての能率向上にあります。

 マニュアルセミナーでは,業務のマニュア化,あるいは現在使われているマニュアルの見直しを通じて現行のムリ・ムラ・ムダを洗い出し~問題点の見つけ出し~能率向上,そしてマニュアル作成の一連の手順を通じてのコスト低減を考えます。

 「能率とは何か」について,「能率の父」といわれた上野陽一(産業能率大学創立者)先生の言葉に基づいて解説します。

 ▼能率とは何か
 「大いに能率をあげなければならない」とか、「どうも能率があがらなくて困る」と,いったように「能率」という言葉を使います。
 しかし人が「能率をあげる」といっているときの意味は、だいたい「成績をあげる」というぐらいの意味合いです。ビジネスパーソンは仕事がたくさんできたとき、「能率があがった」といい、学生は勉強がはかどったときを「能率があがった」といいます。ただこれだけの意味ならば、別に「能率」という言葉を用いなくともよい。「成績があがった」で
もいいのです。

 「能率」という言葉には、このような一般的な意味のほかに、はっきりした専門的な意味のあります。
 たとえばここに50人乗りのバスがあるとします。る。それに50人乗っていれば、その状態は「いれもの」と「中身」との一致した有様です。50人をいれるために作ったバスに50人乗っていれば、それは、いれもの (形式) と中身 (内容) との一致した場合であって,それを能率というのです。

 その事はもともと50人を乗せるために作ったものである。そのバスに50人乗っているとき,その事の本来の目的は十分に達せられたのである。この場合、この事は50人乗りであるときめたときは「標準を作った」といい,その人数を「標準」と名づけ、バスの場合にはそれを「定員」と称します。

 「能率」とは、「標準に従うこと」です。もちろん,その標準は達成可能な現実的な数字(事柄)でければなりません。
                          参考:『経営者の自己革新』 上野陽一著
                            


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