能率談義3  非能率とは

 経済の先行き不安の時代にあってはコスト低減,ローコストオペレーションは,経営の重要課題です。その取り組みのスタートは,仕事のムリ・ムダ・ムラを省いての能率向上にあります。

 マニュアルセミナー横浜では,業務のマニュア化,あるいは現在使われているマニュアルの見直しを通じて現行のムリ・ムラ・ムダを洗い出し~問題点の見つけ出し~能率向上,そしてマニュアル作成の一連の手順を通じてのコスト低減を考えます。


 「能率とは何か」について,「能率の父」といわれた上野陽一(産業能率大学創立者)先生の言葉に基づいて解説します。

 「能率」というと,“人の能力や機械の性能をめいっぱい引き出すこと”,“コスト削減を目的とした非人間的な作業法”といった,マイナスイメージが世間では広まっています。

 それは, 「能率」の提唱者・元祖である上野陽一の考え方を,いささか曲解されています。能率の専門的意味は世間で使われている能率とはいささか異なります。まず,この点から,ご説明します。


▼非能率とは何か

 能率的でない状態とはどういうことでしょうか。それは実際が標準どおりにいっていない場合をいいます。

 たとえば50人乗りの車に30人しか乗っていないとすれば、20人分だけの座席があいています。まだ乗れるのに、乗っていない。すなわち20人分の座席が無駄になっている。もったいないことである。これは標準どおりにいっていないのであるから、能率的でない。すなわち「非能率」であるといことです。

 逆に50人乗りのバスに、70人乗ったとします。20人は座る座席がなく,立っていなければなりません。乗客は疲れ,バスは消耗します。このように標準を通りこした20人分だけ無理になっているのです。同じ料金を出していながら、気の毒なことである。これも標準どおりにいっていないのであるから、能率的ではない。非能率的であるというのである。

 世の中の実際をみると、一方にはかなりの無駄をしておりながら、一方ではかなりの無理をしていることが少なくありません。こういう有様を名づけてムラがあるというのです。「能率」はこのようなムラのあることをきらいます。ムラができるのは、一方に無駄があり、他の一方に無理があるからなおです。

  参考HP:問題解決-改善・改革
     
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