フォード・システムの光と影 2

フォード・システム光と影 2

 フォード・システムは,テーラーの科学的管理を自動車の生産に適用し,大量生産システムを創り上げた。フォード・システムの特徴は,作業の標準化,単純化,専門化にあります。

 フォードの標準化,単純化,専門化の考え方は,日本では「チェーンストア理論」ともよばれる,スーパーなどのチェーンストア経営んも生かされています。

①単一製品の製造→単純化:生産車種をT型車に絞り,専業化することで,規模の経済を追求した。

②部品の規格化・特定化→標準化:部品の規格化・特定化を推し進め,専用工作機の導入を促した。これにより,同一精度の部品を大量に生産することが可能となり,コストの低下を実現した。

③作業の分割・細分化→単純化→専門化:自動車の製造過程における加工・組立作業を,細分化することで,作業を単純化した(旧アヴィニュ工場18工程→新ハイランド・パーク工場500工程)。これにより,未熟練労働者によって作業が担われることが可能となった。

④作業の標準化:フォード・システムでは,数千を超える作業のすべてを時間研究・動作研究により標準化し,無駄を排した効率的な作業を試みた。このような作業の標準化により,作業のアンバランスが縮小され,同期化生産が可能となった。

⑤コンベア・システムの導入→標準化:これは移動組立法とも呼ばれる。作業者が仕事のある場所へと移動するのではなく,仕事そのものが作業者のいる場所へと自動的に流れてくる仕組みである。コンベア・システムでは,作業速度は作業者自身自分で決定するのではなく,強制的にコンベアの速度に合わせなければならなくなる。


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ものづくりの寓話 -フォードからトヨタへ-
名古屋大学出版会
和田 一夫

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