国母和宏選手の服装に関する賛否両論 

 川端達夫文部科学相は15日の衆院予算委員会で,バンクーバー五輪スノーボード男子ハーフパイプ代表の国母和宏選手の服装問題について「極めて遺憾だ。国を代表して参加する自覚が著しく欠けていた」と批判した。

 川端大臣は,「ファッションとしてはあるかもしれないが,日本選手団の服装としては適切ではない。一緒にいたコーチも指導をしていなかった」と指摘。国母選手の記者会見についても「反省している態度ではなかった」と述べ,日本オリンピック委員会(JOC)への指導を徹底する意向を示した。

   ◇                ◇

 スノーボード関係者は,「活躍しているスノーボーダーの多くは『自分がかっこいいと思う技を披露することが大事。他人は関係ない』と考える気質がある」,「不良っぽい“悪いボーダー”へのあこがれもあるのでは」と,擁護する声も上がっている。

           ◇                ◇

国母和宏選手の服装問題に関しては,自民党内でも賛否が分かれている。

 河野太郎元法務副大臣のブログ。15日付で「価値観は多様であるべきだ。頑張れ国母。僕は応援するぞ」と擁護のコメントを掲載した。党内で異端児扱いされてきた河野氏らしく「日本の学校も社会も、ルールは確実に守り、ルールに違反したらなんらかの処罰がある。しかし、価値観は多様であるということを教え、受け入れるべきではないだろうか」とも強調した。

 16日は、谷川秀善参院幹事長が記者会見で「スポーツは個性があるので,ああいう格好もやむを得ない。ぴしっとさせない監督の責任だ」と語った。
 大島理森幹事長は記者会見で「多様な世界のアスリートが集まるとき,一定の節度あるユニホームがあっていい」と国母選手に不快感を示した。

                 ◇                ◇

 五輪代表と同じく,国庫から補助金を受けて活動しているのがサッカー日本代表。そのサッカー代表にも公式スーツがあり,「国内外問わず,代表チームとして移動の際には必ずスーツとネクタイを着用すること」が義務づけられている。日ごろ,ラフな服装のイメージがあるサッカー選手も,代表に選ばれれば,公式スーツを着こなしている。

 日本のプロ野球もチームは移動時にはスーツ着用。とりわけ「球界の紳士たれ」を掲げる巨人は着こなしには厳しく,原監督自らが“風紀委員長”を任じてて選手らに指導している。米プロバスケットボールのNBAでも選手の服装規定がある。

                      ◇              ◇

 国母和宏選手の出身地・北海道のスキー連盟関係者は,過去にも表彰式など公の場での服装をめぐって注意を受けたことがあったと話す。「人から何か強いられることを好まない性格。頑固な面もある」とする一方で「コーチなど,身近な大人がきちんと指導すべき問題」と指摘した。


                    ◇                     ◇

  業種によっては,社員一人一人の言動やみだしなみが,企業イメージや品位に直結するとして,マニュアルや服装規定などで規制しているいう会社もあります。次回は,「身なりや服装」に関するマニュアルを取り上げます。



マナー・エチケットの基本60
PHP研究所

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック